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何とか・・・ようやっと [制作]

3つ目の枠でようやっと納得のいく枠が出来て、
安全に少し早く完成させる工程を優先し、何とか
完成に漕ぎ着けました。

(r[◎]<)パチリ☆
24-3_ODE8.jpg

24-3_ODE10.jpg

24-3_ODE11.jpg

日常でラフに使いたいとおっしゃっておられたので
打ち出しのお鍋のように 槌目 を多少残しつつも、
ピカピカに仕上げました。


そして、納品。


*+*+*+*+*



Mさま。

制作中は、石の件でもご心配をおかけし、
私にもお気遣いいただき、申し訳ありません。

お気に召しましたならば、あちらこちらに
指輪をしてお出かけくださいませ。

指輪も喜ぶし、Mさまの指にも早く馴染み、
指輪が良い色に落ち着くと思います。

このたびはオーダーをいただき
ありがとうございました。

*+*+*+*+*





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緑の石のリング制作 [制作]

続きです。

*+*+*+*+*

石の裏側の模様も見えるように「窓」を開けたし
24-3_ODE5.jpg

硬い金属で脆いかも?な石を留められて良かった!


… と喜んだのも…つかの間。

最終的な研磨をしていたら…

24-3_ODE6.jpg
石の枠が陥没 =͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/ Oh!No!

少しの力で石を留められるように、と作った結果
角が薄くなり過ぎたのです…。

… ということで、やり直しです。

ゼロから…。


結局、石の枠は3個作ることになったのでした。
24-3_ODE7.jpg


続きます。




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緑の石の石枠を制作中… [制作]

石の枠を作った、続きです。

*+*+*+*+*

次は、枠に底を貼ります。

普通は石の枠の下に底板を貼り付けて底を作ります。
その方が簡単だからです。

でも外に底を貼り付けると、脇から見て底板を貼って
いることがわかるという事もあり…

「何でそんなめんどくさい事をするの?」

と、師匠や同業の友人に聞かれることもあるのですが
私はなるべく内側に底を貼ります。ほぼ石と同じ形に
板を切断し、枠の内側にピタリと貼り付けます。
そうすれば外からはロウ付けした部分が見えない・
わからないからです。

24-3_ODE4.jpg
石の枠が出来ました。

*+*+*+*+*

その底の部分にリングの腕(指を通す輪っか部分)
を貼り付けるのですが…。

四角い石という形状は左・右・上・下、水平、を
均等にしなければ石の枠が歪んで見えるので
細心の注意を払わねばならないのです。

なんとか上手く、指輪の形状にはなりました。
24-3_ODE3.jpg

… 続きます。




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3月のオーダーの続き [制作]

続きです。

*+*+*+*+*

オーダー主さんのご希望素材は「真鍮」
黄色い色がお好きとの事で。

追記:
(実際にあの緑の色に金色は映えると思います。)

その日はラブラドライトのカボッション
( カット / 平らな面のない表面をツルっと
丸く磨いた形) の真鍮のリングを嵌めてい
らっしゃいました.。

*+*+*+*+*

真鍮は銅に他の金属を混ぜた、特に亜鉛を
20%以上含んだ(Wikiより)合金です。

いつも使っている金や銀とも性質が違い
硬くて粘い金属という印象があります。

*+*+*+*+*

日常でラフに使いたいとおっしゃり、
爪留めより覆輪留めで、とのこと。

硬い金属で、四角い枠に嵌めるという事は
きちんと作らないと、サイズを間違うと
枠の4つの角から石に力が…ひずみが石に
伝わって割れる、という事が考えられ…。

一旦、ワックス成型も考えて作ったのですが…
24-3_ODE1.jpg
鋳造から上がって来た時の誤差や歪を考えると
外注に出さずに手元で作ることにしました。
24-3_ODE2.jpg
左側が真鍮板から作った枠です。

続きます。



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3月のオーダー [制作]

続きです。

*+*+*+*+*

2月の末に … 南森町のくるくるさんでの特別展の
搬出日に待ち合わせして、オーダーをいただき、
3月末日に納品のお約束をしました。

展示会の終了日で開放感でいっぱいだったのか、
久しぶりにオーダーのお話をいただいて、
初対面の人と会うのでアガって?いつもの慎重さに
欠けており…見落としや説明不足が幾つかありまして。

今回 なぜか脳内でお預かりした石を
「トルマリン」を思い込んでおり

仕事場に戻りルーペで石を見ると「おお!( 驚 ) 」
24-2_Od1ss.jpg

とても (トルマリンにしては) 内包物や亀裂が多いので
同業の先輩に話をしたところ、

「石の 割れ、欠け の可能性の話を打ち合わせ時に
しましたか?」

と聞かれ、そう言えばしていない…と思い出し、
慌ててオーダー主さんに 上 の石の画像をお送りし

「内包物が多い石は欠けや割れが生じる可能性が高いです。
まして角石 (角枠で覆うデザイン) は角に力が加わる可能性
が高いのです。

万が一、割れや欠けが発生した場合「トルマリン」自体は
探せばありますが「角石」同サイズ「彫刻石」は ほぼ 入手
困難です。

万が一の話をしなかったことを迂闊だったな、と思い
ご連絡させていただきました。

もちろん細心の注意で作業は進めるつもりでおりますが…。
オーダーキャンセルも可能です。
ご一考いただきご連絡頂けるとありがたいです。」

と送ると

「相応の注意を払って作業していただいた上
でのことですし、仕方ないと思います。」

「私からも、ひとつお伝え忘れていたことがありました。
あの緑の石はたしか、エメラルドだったと思います。
お伝え忘れていて申し訳ありません!」

とお返事をいただき、万が一の場合のこちらの対応を
お話させていただいてホッとしつつも、お預かりした石が
実はエメラルドだったと知り、トルマリンよりも 割れ易い
欠けやすいエメラルドと知り 戦慄したのでした。


また次に…続く。




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制作の合間に [制作]

ニュースを見ていないのですが…
天気予報通り関東は雪が降ったようですね。
出勤が大変だった方々、お疲れさまでした。

当方は…やらねばならない事がさざ波のように
押し寄せてきまして…(-x-;)

近場で済ますことの出来るものを中心に
気分転換代わりにえいやっ!とやっつけました。

*+*+*+*+*

気分転換に…外に出かけるだけではなく、
何かを作る事でも、気分転換を図っています。

先日入手したクレイ作家のmakimakioさんのブローチを
(r[◎]<)パチリ☆
24-2_ReinNecss1.jpg

24-2_Rine-Ncss.jpg
雨降りをイメージしたペンダントに作りました。

遊んでいる場合ではないのだけれど (^^;)



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本日も制作日にて [制作]

16日からの「真ん中の引き出し展」に向けての
制作日です。

めちゃくちゃアイディアが浮かぶわけでもなく、
立ったり座ったりの方が忙しい感じです(-x-;)


(r[◎]<)パチリ☆
24-2_GlassCss.jpg
最近 何をするにもメガネが必要になってきました。

頭の上に載せると頭が凝り、
眼鏡の蔓がずっと当たっている部分が痛くなるので
自分用にグラスコードを作ってみました。

グラスコードは長過ぎると、机に座る時、
身体と机の間に挟まって壊れるし、
立ち上がる時、机との距離を間違うと
机に引っかかって、メガネが壊れます。

微妙な長さ調節が必要なのです。
みなさまもブラスコードを買う時には
ご注意くださいね。


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生徒さんの娘さんの [制作]

「誕生日プレゼント、どんなの欲しい?」

と、12月が 誕生月の娘さんに問いかけたところ
「これ」と言われたのが、某パールジュエリー
ブランドのピアス。


*+*+*+*+*

お母さんである生徒さんは、手持ちの材料を
かき集め、私はパールを探し、購入。

そして…メインで制作するのは…ワタシ。

本日何とか完成。
23-12_MsS-D_Pss.jpg

これが私の今年最後の制作の仕事となる予定です。

水曜日の教室日にお渡しです。


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ようやっと(ΦωΦ;) [制作]

6月のイベント時には制作体験講習を
させていただいていたサンキャッチャー。

材料がまだあるので、オリジナルのものを
秋のイベントに出そうかと考えていると言ったら

主催者の方から
「絶対出してー。窓からキラキラ見えて
キレイと思うから!」

と言っていただき、
23-11_Birds-ss.jpg
オリジナルのパーツを切り抜き、切り抜き…
磨いて…。

スワロフスキーのビーズや、ガラスビーズや
チェーンを繋いで・・・
23-11_SunCss1.jpg
ようやっと完成!(室内撮影ですけど。)

ちょっとすでに責任を果たした気分になってます。
いやいや、展示会は来週22日が搬入ですから―(ΦωΦ;)


まだまだ続くこんな日々。
新作ばかり並べたい、という野望を捨てれば
こんな苦労もないのですけど。

とにかく、もう少し頑張ります。


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展示会に向けて [制作]

遡れば、2015年。

作陶をされている お隣さんからいただいた陶パーツ。

機が熟して、制作したネックレスの記事がこちら。
2017年の記事です。
https://t0n1kakuhaj1mey0u.blog.ss-blog.jp/2017-08-08



そして、2023年。

制作までにいろいろ試行錯誤がございます。

元々アクセサリーにしようと制作されたものではない
陶の板。裏は陶の素朴な土感…つまりはガリガリとした
肌触りな訳です。

「綿のTシャツに合わすくらいだからいいやん」

とは思えない「作り手」としての [性]でして…。

サンドペーパーをかけてみるも、気に入らず。
お蔵入りになっておりました。


ある日、ふと思いつきまして。
薄い革シートを入手して裏張りしました。
23-10_Nec1.jpg

陶の形に添って切り、革のコバ処理もして
アクセサリーパーツとしては完璧になったと
自負しております。
23-10_Nec2.jpg

そして…ここからアクセサリーに変身するわけです。

続きます。


*+*+*+*+*


コメントへのレスが送れております。

展示会前に記事も書きたいとは焦りつつ、
作品自体が完成してないという体たらく。

何なら、まだ案内フライヤーも 送付準備 が
整っていないという状況の為、少々お時間下さいませ。







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