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尾瀬ヶ原 [旅行]

鳩待峠から尾瀬ヶ原の入り口(?)
「山の鼻」まではゆるゆるとした下りの
スロープや岩石の階段や、木の階段、
平坦なところは木道でできています。

そんなわけで、帰りはここを延々登る
わけですね(u_u;)
往路から復路を想像させて気分が
凹みます (´_`。)グスン

1時間弱で山の鼻到着。
荷物を減らしたくて昼食のお弁当を
屋根のあるところで食べたいと思ったの
ですけれど、生憎どこもいっぱいです。

仕方がないので叔父や母が来るのを
少し待って、昼ごはんを食べずに
尾瀬ヶ原へ繰り出すことに決めたのでした。

少し木が生えて視界を遮る所を抜けたら
広い広い、緑の尾瀬ヶ原が目の前に
広がっていました。

期待していた(?)ミズバショウは花の盛りが
終了し、育ちすぎたチンゲンサイのように
葉っぱが茂り、期待していたワタスゲは
雨に濡れてしょんぼりしていました。

・・・こうなったら、歩くしかありません。
とにかく足元に気をつけながら、
後ろを確認してから、時々立ち止まって
写真を撮っては、さらに、さらに前に進むのです。

木道の上を、
前を歩く人のペースに気をつけながら歩いたり、
反対側の木道を歩く人の切れ間を見つけて
前の人を追い抜いたり、

自分が歩く人のかたまりの先頭になったり、
自分が一番後ろを歩いたり、

前にも後ろにも誰もいなくなったり。

「ひとりだったり、二人だったり。
たくさんで楽しかったり、独りで気楽だったり。

尾瀬の木道はまるで人生だな」などと
雨に打たれながら、哲学者のように考えつつ
歩いていたのです。

遥かな尾瀬.JPG




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