久しぶりに作品と再会。

母の従姉のお友達から以前、腕時計の
ベルトの制作を依頼されました。

依頼主は傘寿（さんじゅ）を越えた方で、
「腕時計の金具の着け外しが硬くて面倒なの。
最近流行のブレスレットみたいに ゴムベルトに
変えられないかしら？」というご依頼でした。

元ベルト

※通販サイトから拝借してきました。

時計の色やデザインを考慮して、
ビーズを探してみたり、
元々のベルトを短く使って、一部分だけを
ゴムにする方法を探ってみたり、

あらゆる挑戦を重ねて、随分お待ち頂いて
やっと納品させていただきました。

現在のベルト

オリジナルのベルトに近い色のビーズで
柔らかいゴムを使って作りました。

納品した時のブログ：
http://t0n1kakuhaj1mey0u.blog.so-net.ne.jp/2014-07-05

それがつい先日、
「電池が切れたみたいなの。
それで電池交換にデパートに来たら
≪ブレスレット部分を壊さないと
交換が出来ない≫とおっしゃるんです。
どうしようかと思って・・・」

と謎の連絡が・・・。

「そんなはずはないのですけれど・・・。
壊すにしても、再度ブレスレット部分を
作り直すのも私の仕事だと思うので、
一度お送り下さいますか？」

・・・ということで２年５カ月ぶりの再会。

自分で言うのもなんですが、良い仕事は
出来ていると思います。
（自画自賛ですいません。）
でも、過去の作品に再会した時に
「ありゃりゃりゃ(-_-;)」
とならない仕事を続けたいものです
（当たり前ですが）。