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尾瀬ヶ原はまだ遠し [旅行]

鳩待峠に着いた頃、母から
「各自、自分のペースで歩きましょ。
はぐれても最終は集合場所で会いましょ」
と言い渡されまして・・・。

尾瀬のことに関して≪ノープラン≫だった
ので滞在時間6時間を「どう過ごすか?」
考えてみました。

本来はツアー名にも「花盛りの」と
ついているように、この時期の花を
見る目的で来たはず・・・。

でも開花も気候に左右されるから・・・
花が咲いていなかったら??

添乗員さんが下さった大まかな
徒歩所要時間表を見て計算してみる。

・・・いやいや。
タイムトライアルに来た訳じゃないし。

それに雨の中、木道をガンガン
歩くことは危険だろうし、
狭い木道、他にも観光客がいるだろうし、
距離を稼ぐことを目標にするのはアカンでしょ?

そんなわけで、花があったら写真を撮り、
歩けるだけ歩いて、滞在時間の半分まで来たら、
そこから戻る、ということにしました。

尾瀬って、下のほうにあるのね・・・。
石の階段.JPG


またしても、雨の・・・ [旅行]

・・・ 今回はどこに行ったのか。

その場所を言うと、
10人のうち6人までは歌いだします。

♪ 夏が来れば思い出す~ ♪

・・・はい。
尾瀬ヶ原に行ってきました。

旅行2日目。予報通り (-_-;) 雨模様。
(梅雨ですしね・・・。)

朝、樺野沢温泉をバスに乗って出発。
途中 雨が強くなったり、小雨になったり。

尾瀬ヶ原へは車の入場制限があるので
尾瀬の入り口である鳩待峠まで行く
小さめのバスに途中で乗り換えるのですが、
乗り換え場所で「晴れ仕様」のウエアから
「雨仕様」に・・・(-_-;)…アア

屋久島の時は≪登山中級≫と聞いていたし、
登山用具の用意のためにいろいろと
調べていたけれど、

今回、日常生活が慌ただしいのと、
≪現地6時間≫という表記がされていたので

「屋久島の半分だ」

ということで全く下調べをしていなかったの
ですね。

・・・甘かったです(-_-;)

広いんですよ、尾瀬って。
ozegahara.JPG

長い移動日。 [旅行]

今回の目的地は、ちょっと遠い。

叔父曰く、
『 「 Aツアー」は初日は移動日だけ
    だったから、「 Bツアー」にした。』

まあまあの天気の1日目。
京都からサンダーバードに乗り、富山へ。

富山駅から観光バスに乗り換え、
ゆらりゆられて先ずは湯沢高原へ。

「湯沢高原アルプの里」で
世界最大級のゴンドラに乗り、
高山植物を見て、その日の観光は終了。

その日は樺野沢温泉で宿泊。

湯沢にしても樺野沢にしても、
シーズンオフの宿泊街は
閑散としていました。

アルプの里にて
水芭蕉の池.JPG

sentimental journey 随行 [旅行]

私の叔父はいわゆる企業戦士で
一年の3分の1からそれ以上を
海外で過ごし、

定年後、夫婦で旅行するのを
楽しみにしていたのに、叔母は
一昨年亡くなってしまいました。

そんなわけでここのところの
旅行の発起人は叔父で・・・

母は父が亡くなってきっかり10年
力いっぱい買い物に勤しんでおり、
大切な人を亡くすという事が
どれほどの精神的打撃を与えるか
という事を身をもって知っているので

「行こう、行こう」 と ≪ 母は ≫
返事をしたようなのです。

・・・私は・・・

承諾してはいないのですが・・・
私も行くことに・・・なっております・・・
(^v^;)
あ・・・ありがたや・・・(;^m^) 

そんなわけで昨年はマチュピチュに、
今年は≪屋久島縄文杉への旅≫
そして先日、
第2弾に出掛けてきました。

・・・まあ屋久島に行くために
買った登山レインウエアや、
トレッキングシューズの
≪原価償却≫をするには?
ということで決定した(!)
行き先ではありましたが (^o^;)ゞ

スキーに来たら楽しいであろう
山々たち
山脈.JPG

縄文杉 往復 踏破 [旅行]


そろそろ本業関係のブログに戻りますから☆
 もう1回だけ屋久島の旅行話にお付き合い下さいね
(*´v゚*)ゞ

++++++++++++++++++++

縄文杉はただ静かにたたずんでいました。

感動して泣く、とかいろいろ聞いていたので
自分の心が動かないのがちょっと悲しかった
のですけれど・・・。
やっぱり妙なテンションで来ているので
致し方なかったと 今は思います。

ガイドさんが
「ここまで無事に来れた事のお礼と、帰りも
無事に帰れるようにお願いしましょうか?」
とおっしゃったので帽子を脱いで、全員で
縄文杉にお辞儀。

そしてそそくさと記念の写真を撮って、
縄文杉を後にしました。

(どうも私たちグループはペースが遅いらしく・・・
縄文杉は遅くても午後1時までには離れないと
いけなかったようです。
・・・大阪に帰ってから知ったんですけど・・・。
記念写真の撮影時刻を見ると12:44でした。)

その復路。
私にとっては、思ったより楽でした。

往路は≪何がどこまで続くのか≫ということが
わからないままただひたすら歩くのみでしたが、
往路は次にどんなところを歩くのか、がわかって
いるので、下る勢いに足を取られないように
慎重に歩けば良いだけでしたから。

それに時々雨も止み、雨の止み間に屋久猿も
屋久鹿も顔を出してくれましたし、縄文杉を見る
という目標も達せられて意気揚々。

歩きやすいトロッコ道に戻ってからは自然と
歩行スピードも上がります。

(案の定、トロッコ道に入ってからの ガイドさんの
クイズ大会は全くダメダメでしたけれど…。)

無事、荒川登山口に帰着し、レインウエアを脱ぎ、
バスに乗り込みます。

途中でガイドさんとサヨナラして、宿へ。

(ガイドのみなさま、
私たちグループのガイドのS田さん、
おせわになりました~!)

一緒に歩いた従妹と「今日は頑張ったよね~!」と
お互いの頑張りを称えつつ一日を終了したのでした。

翌日晴れだった白谷雲水峡での二代大杉
白谷.jpg

あなたに会いにきました [旅行]

(いつになったらメインディッシュが出てくるの?と
お思いでしょう? いよいよですよ(>▽<)b )

ここ大株歩道から往復約4時間から5時間の
屋久杉への本格的な山道が始まります。

翁杉・ウイルソン株を過ぎて昼食。

空はお弁当箱のふたにポツリポツリと音を立てて
雨のしずくを落としてきます。
全く雨の止む気配はありません。

ガイドさんがお味噌汁を用意して下さっていたのですが、
食欲もわかず、お味噌汁を辞退して、おにぎり2つ食べる
のがやっとでした。

その後が 地獄 の1丁目、2丁目、3丁目。

木に小さなプラスティック札が下がっていて、

「今50ですね?これが 「0」 の所に縄文杉が待っています」
・・・とガイドさん。

木の根道やアップダウンの木の階段、岩の階段が
容赦なく襲ってきます。

とにかく無言で歩き、小さなプレートの数字が小さくなっていく
のをひたすら見つつ、歩いていきます。

本音では縄文杉行きをやめる気はさらさらないのですが、
口からはあっさり「もう帰りたい・・・」という言葉が出ました。

そして、大王杉・夫婦杉・・・とさまざまな杉の木を見つつ、
ガイドさんのレクチャーも入りつつ、歩き続けます。

ふと見るとプレートが1になりました。

ガイドさんが
「さあ、もう見えますから、上を見ないで下さい!
みんなで一緒に縄文杉を見ましょう!」
とおっしゃるので足元を見ながら歩きました。
そして、足元が木の床になりました。

「はい、顔を上げてください!」

顔を上げると目の前に縄文杉が立っていました。

おお、あなたがかの有名な・・・
Johmonsugi.jpg

まだまだ遥かなる縄文杉への道? [旅行]


「トロッコ道」も中盤くらいからは真ん中部分に
木を渡した歩きやすい道になります。

歩きやすいのでどんどんスピードも上がります。

そうこうするうちに少し見晴らしの良い開けた場所が
出てきました。
昔、屋久杉を伐採する人たちが住んでいた集落、
「小杉谷」です。

たくさんの人が集う運動会の様子や、着飾ってトロッコに
乗る人たちや、学校の集合写真など、昔を偲ばせる
写真看板がありました。

その先に〔総屋久杉作り〕の《小杉谷休憩所》があり
そこで小休止です。

休憩所での写真の撮影時間を見ると「7:19」。
順調に歩き進んでいたようです。

そのまた少し先にバイオトイレがあります。

汗をかくのでトイレの心配はあまりしないでよいのですが、
《トイレがない》と聞くとつい行きたいような気がします。

「とりあえず行っとこう」・・・と言うと、ガイドさんから

「とりあえずだったら行かなくてもあと小1時間で
ちゃんとしたトイレがありますよ。
 それにね、バイオトイレは「水分」より「固体」
(具体的名詞は割愛します(´_`;) ) の方が得意なので
急ぎでなければ先のトイレのほうが良いです」

と言われ、じゃあ、先を急ぎましょうか~とトイレの列に
並ぶことなく、早速出発☆

三代杉・仁王杉を過ぎ、トロッコ道の終点、大株歩道到着。

ここが最後のトイレです。確かにちゃんとしたトイレでした。

トイレから戻ってくると
「少しここで甘いものでも口にしてください。お昼までもう少し
ありますから。エネルギー補給しないと後でバテます」
とのことで、チョコレートをひとつ補給。

甘いものって、不思議ですね。
「さあ、がんばろう」と言う元気が湧いてきました。

歩きやすいトロッコ道
歩き易い道.jpg

トロッコ道は続くよ [旅行]


しょぼ降る雨の中、傘をささずに歩いていきます。

最初は《歩きやすい》と言われる『トロッコ道』。

《歩きやすい》と言われていますが、
枕木から枕木までの間が私の歩幅には合いません。

枕木と枕木の間の砂利を踏んだとしても、
これまた私の歩幅には合いません。

「これが歩きやすい道か??」

と思いましたが、とにかく足元に気をつけながら
歩きます。

(確かにその先の山道を思えば、確かにまだ
 歩きやすい道だったんですが。)

 時々、我がグループのガイドさんが立ち止まって
屋久杉を発見したいきさつや年号、周囲の山の名前や
高さなどをレクチャーして下さいます。

(これもある意味小休止だったのだと思われます。)

「うん、うん」と笑顔で聞いていましたけれど、今思うと、
正直緊張していて《うわのそら》だったように思います。

「後でクイズ大会しますから覚えてくださいね~(*´ω`)ノ」

とガイドさんに言われて、

「はっ!何だったっけ?覚えなくちゃ☆」

と思いましたが、ほんっとに頭に入らないんです。
その時点でクイズ勝者は諦めました (´д`;)アハハ


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屋久島・トレッキングツアーに行く事に決まり、ネットで
検索していて一番最初に見つけた あるページに

《今一度、本当に縄文杉へ行きたいのか考えてください。
 最低でも往復22キロ歩く体力が必要です。》

《リタイヤ前提で参加する方には無理して縄文杉に行くことを
お勧めしません》

という一文を見ました。

登山の「と」の字も知らず、登山中級レベルと言う表現。
リタイアするつもりはないけれど、ほぼ初めての登山。

『私、大丈夫なのかしら?』・・・と不安になりました。

『どんなことになるのかわからないけれど、
とにかくベストを尽くそう』 と
《一人強化合宿》 と銘打って地道にトレーニングを
積んではきましたが全てが 《 未知との遭遇 》。
そんなわけで緊張しないわけはないのです。

歩きにくいトロッコ道
トロッコ道.jpg

縄文杉に向かってGO! [旅行]


宿から登山口までは約1時間。バスで移動します。
それがこの時のバスの運転士さん。
待ち合わせ時間に遅れそうだからかなんだかわかりませんが
飛ばす飛ばす。

曲がりくねった狭い道を飛ばすものですから、
あまり車酔いしない方の私が

「てんじょういんさーーーん(-0-;)
まだつきませぇんかぁー?(-0-;) 」

と蚊の鳴くような声で言うぐらい辛い状況に(T0T)

従妹が酔い止めを持っていたのでとにかく水で喉に流し込み、

「あともうちょっとですから (゜0゜i) 」と言って下さる添乗員さんの
言葉を信じて我慢すること4,5分。荒川登山口到着(-_-;)

(後で聞いたら、他の方もキビしかったとおっしゃっていました。)

・・・ようやく明け始めた空は微妙な色です。

ヨロヨロとバスを降りたら、1か月に35日雨が降る屋久島。
案の定雨がポツポツ。
周りの人がどんどん無言でレインウエアを着こんでいきます。

≪やっぱし雨かぁ~≫

と少しテンションは下がったものの、雨は覚悟の上。
買ったウエアが私の味方になってくれるはず!と
気持ちを入れ替えてレインウエアを着こみ、スパッツを装着。

準備が整った頃、添乗員さんが集合をかけました。

軽い準備運動をしたのち、

ツアー参加者全31人のうちの16人が縄文杉トレッキングに
参加とのことで、6人・6人・4人の3グループに分かれて、
それぞれに屋久島ガイドさんが1人ついて下さいます。

そして、ポツリ、ポツリと雨の降る中、屋久杉への一歩を
歩き始めたのでした。



やっぱり緊張していっぱいいっぱいだったのでしょうねえ~
出発時の写真が一枚もありません(-_-;)
歩き始めてしばらくして大きな石がごろごろある
川の様子を橋の上から(r[◎]<)パチリ
雨の屋久島.jpg

そして・・・。 [旅行]

15:10 「トッピー」にて屋久島到着。
屋久島・・・遠いよ・・・(-_-;)

宿に入って、夕食も食べて、お風呂に入り
翌朝4時からの食事のために、3時起きのため
ありえない 9時就寝。

いよいよ明日だ、という緊張からか、全く寝れない。
≪ 睡眠不足がリタイヤにつながる ≫ ってどこかに
書いてあったけれど、眠れないものは眠れない (T_T)

出発日の前夜も
『 明日4時30分に起きれるのか? 』って
緊張して眠れなかったのに、
2日連続で眠れないってどうよ?(T0T)

と、自問自答しても眠れない。

みんなが寝たのを見計らって、部屋の豆電球も
消してみる。

そしていつの間にか 少しは眠ったらしく、
携帯の目覚ましの音で飛び起きました・・・。

ううう (-_-;)・・・大丈夫かぁ???

外は当然真っ暗の午前3時。
4時の食事に向けて、身づくろい。
荷物の最終チェック。

お腹も空いてないけれど、とにかく
朝食用のおにぎりをお腹の中に納めました。

そして5時。宿出発。まだ夜のままの屋久島。

昨日は良い天気だったけれど、今日の天気予報は
≪ 傘マーク ≫ うーむ (-_-;) ・・・。




屋久島到着後、リポビタンDのCMにも使われた
千尋(せんぴろ)の滝にちょっと立ち寄り (r[◎]<)
(みなさん一生懸命写真を撮っておられました)
みんなカメラマン.jpg