緑の石のリング制作 [制作]
緑の石の石枠を制作中… [制作]
石の枠を作った、続きです。
*+*+*+*+*
次は、枠に底を貼ります。
普通は石の枠の下に底板を貼り付けて底を作ります。
その方が簡単だからです。
でも外に底を貼り付けると、脇から見て底板を貼って
いることがわかるという事もあり…
「何でそんなめんどくさい事をするの?」
と、師匠や同業の友人に聞かれることもあるのですが
私はなるべく内側に底を貼ります。ほぼ石と同じ形に
板を切断し、枠の内側にピタリと貼り付けます。
そうすれば外からはロウ付けした部分が見えない・
わからないからです。
石の枠が出来ました。
*+*+*+*+*
その底の部分にリングの腕(指を通す輪っか部分)
を貼り付けるのですが…。
四角い石という形状は左・右・上・下、水平、を
均等にしなければ石の枠が歪んで見えるので
細心の注意を払わねばならないのです。
なんとか上手く、指輪の形状にはなりました。
… 続きます。
*+*+*+*+*
次は、枠に底を貼ります。
普通は石の枠の下に底板を貼り付けて底を作ります。
その方が簡単だからです。
でも外に底を貼り付けると、脇から見て底板を貼って
いることがわかるという事もあり…
「何でそんなめんどくさい事をするの?」
と、師匠や同業の友人に聞かれることもあるのですが
私はなるべく内側に底を貼ります。ほぼ石と同じ形に
板を切断し、枠の内側にピタリと貼り付けます。
そうすれば外からはロウ付けした部分が見えない・
わからないからです。
石の枠が出来ました。
*+*+*+*+*
その底の部分にリングの腕(指を通す輪っか部分)
を貼り付けるのですが…。
四角い石という形状は左・右・上・下、水平、を
均等にしなければ石の枠が歪んで見えるので
細心の注意を払わねばならないのです。
なんとか上手く、指輪の形状にはなりました。
… 続きます。
3月のオーダーの続き [制作]
続きです。
*+*+*+*+*
オーダー主さんのご希望素材は「真鍮」
黄色い色がお好きとの事で。
追記:
(実際にあの緑の色に金色は映えると思います。)
その日はラブラドライトのカボッション
( カット / 平らな面のない表面をツルっと
丸く磨いた形) の真鍮のリングを嵌めてい
らっしゃいました.。
*+*+*+*+*
真鍮は銅に他の金属を混ぜた、特に亜鉛を
20%以上含んだ(Wikiより)合金です。
いつも使っている金や銀とも性質が違い
硬くて粘い金属という印象があります。
*+*+*+*+*
日常でラフに使いたいとおっしゃり、
爪留めより覆輪留めで、とのこと。
硬い金属で、四角い枠に嵌めるという事は
きちんと作らないと、サイズを間違うと
枠の4つの角から石に力が…ひずみが石に
伝わって割れる、という事が考えられ…。
一旦、ワックス成型も考えて作ったのですが…
鋳造から上がって来た時の誤差や歪を考えると
外注に出さずに手元で作ることにしました。
左側が真鍮板から作った枠です。
続きます。
*+*+*+*+*
オーダー主さんのご希望素材は「真鍮」
黄色い色がお好きとの事で。
追記:
(実際にあの緑の色に金色は映えると思います。)
その日はラブラドライトのカボッション
( カット / 平らな面のない表面をツルっと
丸く磨いた形) の真鍮のリングを嵌めてい
らっしゃいました.。
*+*+*+*+*
真鍮は銅に他の金属を混ぜた、特に亜鉛を
20%以上含んだ(Wikiより)合金です。
いつも使っている金や銀とも性質が違い
硬くて粘い金属という印象があります。
*+*+*+*+*
日常でラフに使いたいとおっしゃり、
爪留めより覆輪留めで、とのこと。
硬い金属で、四角い枠に嵌めるという事は
きちんと作らないと、サイズを間違うと
枠の4つの角から石に力が…ひずみが石に
伝わって割れる、という事が考えられ…。
一旦、ワックス成型も考えて作ったのですが…
鋳造から上がって来た時の誤差や歪を考えると
外注に出さずに手元で作ることにしました。
左側が真鍮板から作った枠です。
続きます。
3月のオーダー [制作]
続きです。
*+*+*+*+*
2月の末に … 南森町のくるくるさんでの特別展の
搬出日に待ち合わせして、オーダーをいただき、
3月末日に納品のお約束をしました。
展示会の終了日で開放感でいっぱいだったのか、
久しぶりにオーダーのお話をいただいて、
初対面の人と会うのでアガって?いつもの慎重さに
欠けており…見落としや説明不足が幾つかありまして。
今回 なぜか脳内でお預かりした石を
「トルマリン」を思い込んでおり
仕事場に戻りルーペで石を見ると「おお!( 驚 ) 」
とても (トルマリンにしては) 内包物や亀裂が多いので
同業の先輩に話をしたところ、
「石の 割れ、欠け の可能性の話を打ち合わせ時に
しましたか?」
と聞かれ、そう言えばしていない…と思い出し、
慌ててオーダー主さんに 上 の石の画像をお送りし
「内包物が多い石は欠けや割れが生じる可能性が高いです。
まして角石 (角枠で覆うデザイン) は角に力が加わる可能性
が高いのです。
万が一、割れや欠けが発生した場合「トルマリン」自体は
探せばありますが「角石」同サイズ「彫刻石」は ほぼ 入手
困難です。
万が一の話をしなかったことを迂闊だったな、と思い
ご連絡させていただきました。
もちろん細心の注意で作業は進めるつもりでおりますが…。
オーダーキャンセルも可能です。
ご一考いただきご連絡頂けるとありがたいです。」
と送ると
「相応の注意を払って作業していただいた上
でのことですし、仕方ないと思います。」
「私からも、ひとつお伝え忘れていたことがありました。
あの緑の石はたしか、エメラルドだったと思います。
お伝え忘れていて申し訳ありません!」
とお返事をいただき、万が一の場合のこちらの対応を
お話させていただいてホッとしつつも、お預かりした石が
実はエメラルドだったと知り、トルマリンよりも 割れ易い
欠けやすいエメラルドと知り 戦慄したのでした。
また次に…続く。
*+*+*+*+*
2月の末に … 南森町のくるくるさんでの特別展の
搬出日に待ち合わせして、オーダーをいただき、
3月末日に納品のお約束をしました。
展示会の終了日で開放感でいっぱいだったのか、
久しぶりにオーダーのお話をいただいて、
初対面の人と会うのでアガって?いつもの慎重さに
欠けており…見落としや説明不足が幾つかありまして。
今回 なぜか脳内でお預かりした石を
「トルマリン」を思い込んでおり
仕事場に戻りルーペで石を見ると「おお!( 驚 ) 」
とても (トルマリンにしては) 内包物や亀裂が多いので
同業の先輩に話をしたところ、
「石の 割れ、欠け の可能性の話を打ち合わせ時に
しましたか?」
と聞かれ、そう言えばしていない…と思い出し、
慌ててオーダー主さんに 上 の石の画像をお送りし
「内包物が多い石は欠けや割れが生じる可能性が高いです。
まして角石 (角枠で覆うデザイン) は角に力が加わる可能性
が高いのです。
万が一、割れや欠けが発生した場合「トルマリン」自体は
探せばありますが「角石」同サイズ「彫刻石」は ほぼ 入手
困難です。
万が一の話をしなかったことを迂闊だったな、と思い
ご連絡させていただきました。
もちろん細心の注意で作業は進めるつもりでおりますが…。
オーダーキャンセルも可能です。
ご一考いただきご連絡頂けるとありがたいです。」
と送ると
「相応の注意を払って作業していただいた上
でのことですし、仕方ないと思います。」
「私からも、ひとつお伝え忘れていたことがありました。
あの緑の石はたしか、エメラルドだったと思います。
お伝え忘れていて申し訳ありません!」
とお返事をいただき、万が一の場合のこちらの対応を
お話させていただいてホッとしつつも、お預かりした石が
実はエメラルドだったと知り、トルマリンよりも 割れ易い
欠けやすいエメラルドと知り 戦慄したのでした。
また次に…続く。
お恥ずかしい(;´Д`) [日常]
先週月曜日にオーダーのリングの受け渡しが
完了したという話をブログ記事にしました。
あの日帰宅して
「このたびはオーダーいただきありがとうございました」
メールをお送りしたら、多分SNSを見て下さっていたので
しょうね。
『何も知らないで気軽にお願いしてしまって、
いろいろと心身にご負担をおかけしてしまったこと
申し訳ありませんでした。』
などと書かれたお返事をいただき…。
今年になってから公私共に多忙だったため、心身共に
疲れが蓄積したための事だったと思うので…。
今回のオーダーがのせいではないのですけれど…。
そう思わせてしまったのなら申し訳ないと思います。
申し訳ありません。
いやはやお恥ずかしい…(;´Д`A ```
うーむ。SNS…ヤバイです。
続く。
(続きを鋭意推敲中 ( ̄▽ ̄;) )
完了したという話をブログ記事にしました。
あの日帰宅して
「このたびはオーダーいただきありがとうございました」
メールをお送りしたら、多分SNSを見て下さっていたので
しょうね。
『何も知らないで気軽にお願いしてしまって、
いろいろと心身にご負担をおかけしてしまったこと
申し訳ありませんでした。』
などと書かれたお返事をいただき…。
今年になってから公私共に多忙だったため、心身共に
疲れが蓄積したための事だったと思うので…。
今回のオーダーがのせいではないのですけれど…。
そう思わせてしまったのなら申し訳ないと思います。
申し訳ありません。
いやはやお恥ずかしい…(;´Д`A ```
うーむ。SNS…ヤバイです。
続く。
(続きを鋭意推敲中 ( ̄▽ ̄;) )