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捨てられないもの [日常]

去年、新築生徒さんのお宅に伺ってから、

『もう少しスッキリしたい!』

と思い、年末年始は、自宅の納戸と化した部屋を
片付けてみたり、

仕事場に来て、仕事場の天袋収納物の見直しをしたり、
引き出しを見直してみたり、と時間を見つけては作業
より片付けに励んでいます ( アカンやん ) 。

立春までは旧暦では年内なんだから!… が
私の中でのモチベーションを上げています。

特に仕事場は、フツーの賃貸物件のため、
見た目を変えるわけにはいかないので…

か、と言って、私の生活空間でもあるので、

[ 生活感を出さない程度に 潤った空間 ]

… をを心がけています。


多分、ずーーーっと昔にもブログで書いた事が
あるのですが、

お洒落なお宅には「過不足なく」モノがある
と思うのですね。

断捨離して、何あああああんにも無くなり、ついには
ミニマリストになって、スッキリしたお宅を見た事が
あるのですが … あれは、私個人が感じるには生活感が
無さ過ぎて逆に殺風景だと思うのです。

モデルハウスにも、花瓶があったり、テレビがあったり
ソファーがあったりして生活感が演出されているように、
「過不足なくモノが配されている」が落ち着く要素・空間
なのではないか、と思うのですよ。

*+*+*+*+*

前置きが長くなりましたが。

そんな中、先日 捨てられないものがあったのです。

(r[◎]<)パチリ☆ワインボトルのラベル部分
21-11_PesceV1.jpg

イタリアの【ペッシェビーノ】というワインの瓶です。

イタリア語でペッシェが魚、ビーノが、ワインです。
繁栄の象徴の「鯛」がモチーフなのだそうです。

あとりえ「SAKANA」ですからね。
委託販売店でのディスプレイ用に一時期は使っていました。

『ものすごーく高いワインな訳でもないし、今となっては
ディスプレイに置いておくことでお洒落に見える瓶でも
なくなったかなー。
今も確か…売っているし、もう捨てても良いかな』と
画像を撮って、ラベルを剥がし始めて…ふと。

≪あれ最近私が見たボトルと違う気がする≫

と思い、検索して見ましたら…今はコルク栓じゃなくて、
スクリューキャップになっているようです。

私の手元のものはコルク栓だったものなので今の物と
比べると瓶のバランスが違うのです。

エラの所に貼ってあるシールが私の手元のものは
収穫年度が入っているのですが、
21-11_PesceV2.jpg

今のものは検索してみると「PRODUCT OF ITALY」
と入っているようです。

今のとは仕様が違うんだと気が付くと、
ちょっと特別な瓶のような気もしてきます。

私は1998年に今の場所を借りて、名実ともに
独立したので … ある意味このボトルは記念の
ボトルのような気がし始めたのです。

*+*+*+*+*

… なんてキーボードを打っていたら、

「記念は記念だけど … ラベル剥がしちゃったやん?」
「もう捨ててもええやん」
「ブログのネタにもなったし」
と、冷静な【もう一人の私】が言います(ΦωΦ;)

「メルカリで売る?」とまで…(売られているんです)。

いえいえ。捨てるのはいつでも捨てられるので…もう少し
もう少し … 置いておこうと思います。


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